2010年01月31日

栄養ケア食品

年寄り向けの「栄養ケア食品」ブランドを味の素株式会社が2009年から販売開始しました。
これは医療や介護の領域で年寄り向けに必要な栄養を普段の食事、食品と変わらないおいしさで食べてもらおうという試みです。
栄養ケア食品のブランドマークには、栄養ケアマークがついています。
これはおいしくて栄養があり、食べやすい食品であるという条件を満たしている食品という証拠です。

年をとると思うように栄養のある食事が摂取できずに低栄養状態に陥る人が増えます。
現状においても低栄養状態で介護を必要とする年寄りが増加傾向にあります。
そこで味の素が独自技術を駆使して「味の素ならでは」というおいしさを実現した商品なのです。
他にも100年以上かけて知りえたアミノ酸に関する知識や栄養組成開発に関して知りえた知識を結集して製品化をしています。
少量で多くの栄養を摂取できて、味もおいしいということで人気があります。

現在この栄養ケア食品には、「メディミルスープ」や「アミノケアゼリー」のりんご味とマスカット味があります。
今、介護や年寄り向け医療の現場ではおいしく食べられる科学できちんと証明された栄養が求められています。
例えば「メディミルスープ」では素材のおいしさにこだわりながらも栄養バランスの最適基準を考えぬいたスープで、年寄り向けに栄養補給とQOLの向上に貢献しています。
これからこのような年寄り向けの栄養食品はさらにニーズが増えて商品化も進んでいくと思います。



Posted by レンレン at 03:18